2011年1月のコンサート

備忘録的インデックス。


●1/10(月・祝) 東京藝術大学奏楽堂 (15:00)
藝大プロジェクト2010
ピアノ・シリーズ シューマン・ショパン・リスト
第5日「響」-ピアノとオーケストラのための作品

(指揮)迫昭嘉
(管弦楽)藝大フィルハーモニア

ショパン / クラコヴィアク op.14(ピアノ: 東誠三)
シューマン / 序奏とアレグロ・アパッショナート op.92
 (ピアノ: 中尾純)
リスト / ハンガリー幻想曲(ピアノ: 北川暁子)

---

シューマン / 序奏と協奏的アレグロ op.134
 (ピアノ: 伊藤恵)
ショパン / アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22
 (ピアノ: エヴァ・ポヴォツカ)
リスト / 死の舞踏 (ピアノ: 青柳晋)


●1/25(火) 紀尾井ホール
紀尾井ニュー・アーティスト・シリーズ
第22回 梁美沙 (ヴァイオリン)

(ピアノ)アダム・ラルム

シューマン / ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 op.105
モーツァルト / ヴァイオリン・ソナタ 第30番 ニ長調 K.306 (300I)
ショーソン / 詩曲 op.25
---
プロコフィエフ / 5つのメロディ op.35bis
シューベルト / 幻想曲 ハ長調 D934 (op.159)

(アンコール)
シューマン / ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 op.121 より 第3楽章

※(以下、ツイッターのメモを再構成してあります)

たっぷり中身のつまった演奏会。前半が終わったところで、「これ何時に終わりますか?」と考えてしまうほど。(休憩が終わって後半に入ったのが確か午後8時25分頃だったので) …というくらいに充実したプログラム、演奏もよかった。

プログラムの最後を飾ったシューベルトの幻想曲はことのほかすばらしかった。あの作品の中に生きているフランツが紀尾井に降臨したかのような錯覚。若々しくのびやかな生命力に満ちたすばらしいシューベルト。やがて冬が終わり、春が来るのだ! その予感。冬の終わりを告げるのは、私のイメージの中では1月の最後の日。(その日はシューベルトの誕生日だ!)

これからの活躍が楽しみな若いヴァイオリニスト。このプログラムはとてもセンスがよく、私好みだった。また機会があったら聴きたいな^^