2014年4月のコンサート (2)

備忘録的インデックス。

●４／１２（土）　東京文化会館小ホール (18:00)
東京・春・音楽祭－東京のオペラの森2014－
東京春祭歌曲シリーズ vol.14
ソフィー・ダヌマン＆イアン・ボストリッジ

（ソプラノ）ソフィー・ダヌマン
（テノール）イアン・ボストリッジ
（ピアノ）ジュリアス・ドレイク

（オール・シューマン）
4つの二重唱曲 op.78
5つのリート op.40
子供のための歌のアルバム op.79 より
　もう春だ
　てんとう虫
　眠りの精
　ゆきのはな
　牛飼いの別れ
　ミニョン

ロマンスとバラード第4集 op.64 より
　兵士の花嫁
　捨てられた女中
　悲劇
　I. 私と一緒に逃げて
　II. 春の夜に霜が下りて
　III. 彼女の墓の上に

歌曲集「ミルテの花」 op.25より
　献呈
　自由な心
　くるみの木
　「西東詩集」～「酌童の巻」より I
　「西東詩集」～「酌童の巻」より II
　まだ見ぬ人
　2つのヴェネツィアの歌
　はすの花
　ぼくの心はくらい
　ズライカの歌
　きみは花のよう
　東方のばらより
　終わりに

4つの二重唱曲 op.34

（アンコール）
シューベルト / 光と愛 D352

※直前にキルヒシュラーガーがキャンセル、急遽、ダヌマンの代役が決まり、プログラム全取替えでヴォルフのスペイン歌曲集からオール・シューマンに変更されたリサイタル。

キルヒシュラーガーのキャンセルが発表された時はツイッターも悲鳴であふれ返った（？）が、ダヌマンとボストリッジのシューマンのデュオ、すばらしくないわけがない。ヴォルフを聴きたかったという人には誠に残念なことだし、長年憧れ続けていたキルヒシュラーガーが聴けなかったことは私にとっても悲嘆に暮れる話ではあったのだが、すばらしいオール・シューマンの二重唱を聴けたのはやはりどう考えても儲けものだった。でも、やはりキルヒシュラーガーも聴きたかった（笑）

※4/6のキルヒシュラーガーのリサイタル（ドレイクのピアノ、ブラームス、シューベルト、シューマン、リスト）もチケットを買ってあったが、こちらは代替公演はなく、開催中止となった。このすばらしいプログラム、聴きたかっただけに残念だが、また機会があることを祈って…。