2017年3月のコンサート (2)

備忘録的インデックス。


●3/21(火) 東京オペラシティ コンサートホール (19:00)
アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル (1日目)

モーツァルト / ピアノ・ソナタ 第17(16)番 変ロ長調 K.570
ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 op.110
ハイドン / ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:51
シューベルト / ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D959

(アンコール)
シューベルト / 3つのピアノ曲 D946(遺作)から 第2曲
J.S.バッハ / イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971(全曲)←
ベートーヴェン / 6つのバガテル op.126から 第4曲
モーツァルト / ピアノ・ソナタ 第16(15)番 ハ長調 K.545から 第1楽章
シューベルト / 楽興の時 D780 から 第3番

※開演からアンコールまで休憩なし。

 
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今夜のシフの帰りに気をつけること:
傘忘れない。
電車乗り過ごさない。

すごいものを聴いた後はなかなか現実の世界に戻れない。(戻りたくない)

今日も電車乗り過ごしそうになった!傘は忘れなかった!

オペラシティのシューベルトが頭の中でぐるぐるまわっていた中、寝る前にカルテットの最終回を録画で見たら、こちらもシューベルトだったので、頭の中がずっとシューベルト。そしてほとんど眠れなかった。うとうとしていた中でシューベルトがずっとどこかで聞こえていた。実際には風の音しかしない。

窓の外は桜色の朝焼けだった。

 

 


●3/23(木) 東京オペラシティ コンサートホール
アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル (2日目)

モーツァルト / ピアノ・ソナタ 第18(17)番 ニ長調 K.576
シューベルト / ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
ハイドン / ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 op.111

(アンコール)
J.S.バッハ / ゴルトベルク変奏曲 BWV988 から アリア
J.S.バッハ / パルティータ 第1番 BWV825 から メヌエット、ジーグ
ブラームス / インテルメッツォ 変ホ長調 op.117-1
バルトーク / 「子供のために」から 豚飼いの踊り
モーツァルト / ピアノ・ソナタ ハ長調 K.545から 第1楽章
シューベルト / 即興曲 変ホ長調 D899-2
シューマン / 「子供のためのアルバム」op.68 から 楽しき農夫

※開演からアンコールまで休憩なし。

※演奏曲順に変更あり。当初告知されていた曲順は次の通り。

ハイドン
ベートーヴェン
モーツァルト
シューベルト

 
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今夜のシフの帰りに気をつけること:
電車乗り過ごさない!!!
https://twitter.com/novelletten/status/844186613303279616…

 

 

 
シフの日本での演奏会のデータは、今回の各会場で販売されている冊子に掲載されていました。印刷後に判明したデータも別刷りの紙で挟まっていました。アンコールの情報は収録されていないから、そういう情報の蓄積も大事ですよね。(最近の情報はネット上にあるとしても)

アンドラーシュ・シフ "The Last Sonatas"
2017年日本ツアーのプログラム冊子

ツアー日程と曲目

エッセイ
シフの「The Last Sonatas」から聴こえてくるもの
ジェシカ・ドゥシェン/西久美子 訳

インタビュー
晩年、そして成熟─アンドラーシュ・シフに聞く
聞き手・文:焦元溥/森岡葉 訳

プログラムノート
ピアノと歩んだ作曲家 4つの「頂点」を聴く
堀朋平(音楽学)

シフ プロフィール、日本公演の記録(1977年~)


サービスショット(?)


●3/24(金) ヤマハホール
珠玉のリサイタル & 室内楽
伊藤恵 ピアノ・リサイタル

シューマン: 幻想小曲集 op.12
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 op.109
(休憩)
シューベルト: ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D959

(アンコール)
シューマン(リスト編) / 献呈

 
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久しぶりの「演奏会通い週」(6日で4公演)が終わった。祭りが終わった。楽しかった。シューマンではじまり、シューベルトとモーツァルトとハイドンとベートーヴェンを聴いて、そしてやはりシューマンで終わった。自分の中では最高の時間の過ごし方。シューマンばんざい。

今週はホールでよい音楽をたくさん聴いたから、移動中も家でも、あまり音楽を聴かなかった。今日も音楽を聴かない1日。でも、頭の中のどこかではいつも音楽が鳴っていて聞こえているような気がする。音楽は常に共にある。生きている限り。おそらくは。


ショパンの前奏曲集 op.28 と、27年ぶりに再録音されたクライスレリアーナ op.16


銀座ヤマハ