備忘録的インデックス。
エマール祭り^^
●11/19(火) カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」
パウル・バドゥラ=スコダ ピアノリサイタル
バッハ / パルティータ 第1番 BWV 825
ハイドン / ピアノ・ソナタ 第46番 変イ長調
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モーツァルト / ピアノソナタ イ短調 K.310
シューベルト / 4つの即興曲 op.90, D899
(アンコール)
シューベルト /
4つの即興曲 op.142 より 第2番 変イ長調
幻想曲 ヘ短調 op.103, D940 より
※D940は抜粋演奏、客席から飛び入り参加したデームスとの連弾!
演奏前に「みなさんを驚かせることがあります。なんと今日、客席には私の友人、イェルク・デームスが来ています。せっかくなので、彼と連弾したいと思います。シューベルトの幻想曲の第1楽章を演奏いたします」というような内容の英語によるスピーチあり。
カワイのウェブサイトにこの演奏会のレポート記事あり。
スコダとデームスが連弾演奏をしている写真も。
●11/21(水) トッパンホール
〈ル・プロジェ エマール 2012〉
ピエール=ロラン・エマール(ピアノ) リサイタル I
クルターク / 遊び-ピアノのための から7曲
シューマン / 色とりどりの小品 op.99 から 前半9曲
3つの小品
5つの音楽帖(アルブムブレッター)
ノヴェレッテ
クルターク / スプリンターズ op.6/d から4曲
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ドビュッシー / 前奏曲集 第1巻
(アンコール)
エリオット・カーター / FRATRIBUTE
リゲティ / 魔法使いの弟子
ハインツ・ホリガー / エリス
●11/22(木) トッパンホール
ピエール=ロラン・エマール レクチャー
テーマ「ドビュッシー《前奏曲集》を中心に」
※以下、当日のツイッターのメモより。
エマールのレクチャー
ホール入場時に渡された紙片には「終演 20:15予定」とありましたが、終わってホールから出たら8時半をとっくに過ぎていました。エマールはピアノの前に座り、時折、ピアノを弾きながらフランス語で解説。藤本優子さんが通訳。
posted at 22:37:04
そういえば昨日のプログラムにエマールのメッセージ文(西久美子さんの訳)が挟みこまれていました。今改めてこれを読んでみると、なるほど、今夜はここで述べていることのうち、特にプログラムII(明日のリサイタル)についての部分を具体的に解説してくれたのだということがわかります。
posted at 22:52:47
今夜はアイヴスについては言及のみで実際に曲を弾くということはありませんでしたが、アイヴスとドビュッシーに共通する要素だとエマールが(前述のメッセージ文の中でも)述べている「引用」「自然」「環境」について、ドビュッシーを具体例としてピアノの演奏つきで解説してくれました。
posted at 22:55:04
引用の例としては「ピックウィック卿を讃えて」に登場する英国国歌のモチーフ、あるいは妖精→オベロン→ヴェーバーという連想からのヴェーバーの引用、ストラヴィンスキーの春の祭典やペトルーシカからの引用など。これらが、ベールをかけたように隠されている云々。
posted at 22:55:31
昨夜のプログラムIについて、特に私としては「どうしてこのプログラムでシューマンなのか」ということをもっと具体的に聞きたかったのですが、シューマンとクルタークについては特に言及されなかったように思います。
posted at 22:57:53
●11/23(金・祝) (17:00) トッパンホール
〈ル・プロジェ エマール 2012〉
ピエール=ロラン・エマール(ピアノ) リサイタル II
ドビュッシー / 前奏曲集 第2巻
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アイヴス / ピアノ・ソナタ 第2番 《マサチューセッツ州コンコード1840-60年》
※NHKによるテレビ収録あり。
※アンコールはありませんでした。
※アイヴスの演奏中、トーンクラスター用の板を落とし、それを拾い、さらにそれを譜めくりに渡すという、「え?今、何が起こった?」的なハプニングあり(これら全部、演奏を止めずにやった)。テレビ放映をお楽しみに(?)^^
●11/24(土) 東京芸術劇場 (15:00)
第3回音楽大学オーケストラ・フェスティバル
武蔵野音楽大学/昭和音楽大学/洗足学園音楽大学
(ファンファーレ)
舘山幸子 / ファンファーレ
(演奏)昭和音楽大学
ショスタコーヴィチ / 交響曲 第5番 ニ短調 op.47
(管弦楽)武蔵野音楽大学
(指揮)北原幸男
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(ファンファーレ)
大山智司 / Fanfare
(演奏)洗足学園大学
ファリャ / 「三角帽子」 第1組曲 第2組曲
(管弦楽)昭和音楽大学
(指揮)大勝秀也
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(ファンファーレ)
加藤新平 / フェスティバル・ファンファーレ
(演奏)武蔵野音楽大学
ベルリオーズ / 幻想交響曲
(管弦楽)洗足学園音楽大学
(指揮)秋山和慶
※休憩2回。各大学の演奏前にほかの大学の学生の作曲&演奏による短いファンファーレが演奏された。
※ベルリオーズの第3楽章で大きな地震が来て、ホールの天井からいやなガシャガシャという音が響き渡った。ミューザの件(311で天井崩落)を思い出した。
※よくよく考えてみたら、リニューアル後、初めての芸劇だった。
●11/25(日) 一橋大学 兼松講堂 (14:00)
第22回 くにたち兼松講堂音楽の森コンサート
伊藤恵、ベートーヴェンを弾く
ベートーヴェン生誕250年(2020)プロジェクト Vol.2
(ピアノ)伊藤恵
(指揮)高井優希
(管弦楽)兼松講堂ベートーヴェン・プロジェクト管弦楽団
(監修・ナビゲーター)西原稔
(オール・ベートーヴェン)
ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 op.2-2
ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調「悲愴」 op.13
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悲劇「エグモント」 序曲 op.84
ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 op.15
(アンコール、ピアノ独奏)
シューマン / トロイメライ op.15-7
※オーケストラは一橋大学管弦楽団の選抜メンバーだそうです。一橋大学管弦楽団には他大学の学生も参加しているとのこと。
※たくさんのコンサートを聴いた秋のコンサートシーズンもこの演奏会でひとまず一段落。最後はやっぱりシューマンで終わった!^^
美しい兼松講堂
一橋大学のキャンパスの銀杏並木。