シューベルト祭り、暮れてゆく、暮れてゆく…

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2008
「シューベルトとウィーン」

(忘れないうちに、ざっとメモ書き)

5/6(火・振休) 第5日目

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こもれびが美しい

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ふらんつぺーたー(本家)にも光が降り注ぐ

晴れた。見事なまでに。快晴。昨日までとはうって変わって、湿度も控えめ、ようやく五月らしい爽やかな風を感じることができた。と思ったら、案の定、ぐんぐん気温があがり、有楽町に出かけた日中は暑いくらい。連休最終日というのに、天気がよかったことから、地上広場はたいへんな混雑。今日も屋台で何か食べたいと思っていたが、選ぶだけの余裕はない。どこも長い行列ができている。比較的行列が短いハッシュドビーフの店に並んでみる。屋台で物を買って食べるなんていうのは子供の頃の縁日以来の経験だなと思い当たった。1度帰宅して、夕方、再度有楽町@G409へ。思えば今年のLFJはこの会場からはじまった。ケフェレックさんのベートーヴェンを聴いてこれにて私のLFJは終了。そのまま急いで表参道へ。夜はおいしい京料理の店で会食。たいへんに充実したGWだった。来年のテーマは「バッハとヨーロッパ」だそうだ。

●12:15-13:05 【Hall A】
公演番号:512

シューベルト / 交響曲 ハ長調 D944 「グレイト」

東京都交響楽団
小泉和裕 (指揮)

私にとっては、このLFJ最後のグレイトにして、このLFJ最後のシューベルト。グレイトは全9公演すべて聴いた。それだけで満足、至福の日々。でも、都響が本当にすばらしい演奏を聴かせてくれたから、この至福がさらに極上のものとなった。

●16:45-17:30 【G409】
公演番号:565

ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 op.27-2 「月光」
ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 op.110
(アンコール) ヘンデル / メヌエット

アンヌ・ケフェレック (ピアノ)

私にとっての最終公演はケフェレックさんのベートーヴェン。とても小さい会場で聴けたという意味では私にとっては本当に最高の時間だった。このプログラムを聴きながらシューベルトとの関連を考えていたが、op.110の後半に至って、もうそんなことはどうでもよくなってしまった。このソナタはあまりにも偉大すぎる。誰かほかの作曲家との関連(たとえそれがシューベルトであっても)を考えるなど、非常に不遜であるとさえ感じられた。深すぎる作品、見事な演奏。

●番外

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熱狂のグルメなふらんつぺーたー(本家)

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ハッシュドビーフ 温泉卵とハンバーグ入り
ライスは赤米(?)入り
柔らかめの炊き加減だがおいしいお米

LFJの後は表参道へ。 おいしい京料理を食べる。
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楽しかったGWも暮れてゆく