フォン・ビューロー

映画「運命の逆転」(1990) のモデルになった「クラウス・フォン・ビューロー事件」の被害者マーサ(サニー)・フォン・ビューローが植物状態のまま亡くなった、というニュース。マーサはアメリカ出身の富豪(前夫はオーストリア貴族)。夫のクラウスはデンマーク出身のイギリスの法律家、演劇評論家。1980年、自宅バスルームで意識不明の状態で発見されたマーサは以来、植物状態から目覚めることなく亡くなったとのこと。クラウスがマーサにインシュリンを過剰投与して殺害を目論んだとして裁判になり、有罪。二審で逆転無罪。富豪&上流階級の殺人未遂事件ということで当時、この裁判は全米の注目を集めたそうです。

この夫妻の娘の名前がコージマ・フォン・ビューロー(!)というので調べてみたら、クラウスの母方がドイツ貴族のフォン・ビューローで、「あのフォン・ビューロー」の一族とのこと…。

だからって、娘にコージマっていう名前を選んでつけなくても、と思わないでもないのです…。

マーサ・フォン・ビューローさん、植物状態のまま死去 (CNN)
マーサ・フォン・ビューローさん、植物状態のまま死去 (Yahoo - CNN)

クラウス・フォン・ビューロー (Wikipedia)
Sunny von Bülow (Martha Sharp Crawford von Bülow ) (Wikipedia)