2012年9月のコンサート

備忘録的インデックス。


●9/12(水) かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール
かつしかニューカマーアーティスト vol.7
Black Bass Live !

(チェロ)横坂源
(ピアノ)北村朋幹

ベートーヴェン /
モーツァルトの「魔笛」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 op.66
連作歌曲集「遥かなる恋人によす」 op.98 (チェロ&ピアノ)
シューマン / 幻想小曲集 op.73
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メンデルスゾーン / チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 op.58

(アンコール)
サン=サーンス / 白鳥

※「遥かなる恋人によす」は元は歌曲だということを忘れそうになるほど、ベートーヴェンは最初からこの曲をチェロのために書いたのではないかと思えるほど、チェロの曲として豊かに響いて聞こえました。これはぜひ2人で共演する際の定番プログラムにしてほしいなあ^^

青砥駅前のシュトラウス像 (ヨハン・シュトラウスII)

解説 → 歴史群像 - 学研デジタル歴史館 - 「TOKYO銅像マップ」


●9/21(金) 津田ホール
東京エラート室内管弦楽団 第18回演奏会

(指揮)玉置勝彦
(ピアノ)魚谷絵奈

モーツァルト / ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K.271 「ジュノーム」
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シューベルト / 交響曲 ハ長調 D944

※ややレトロな雰囲気の、こじんまりした津田ホールの中で、温かいシューベルトを聴くことができました。このオーケストラははじめて聴きましたが、プロ奏者による団体だそうです。


●9/29(土) フィリアホール (15:00)
MOGI × Schubert 「シューベルト、交響曲とオペラ」

(指揮)茂木大輔
(ソプラノ)市原愛
(管弦楽)MOGI室内管弦楽団

(オール・シューベルト)
交響曲 第1番 ニ長調 D82
歌劇「悪魔の悦楽城」 D84 より
(悪魔の別荘 Des Teufels Lustschloß)
 序曲
 アリア「愛する二人が助けあう場所」
 第3幕への前奏とアリア「見えない精霊よ!私の苦しみを憐れんでください」
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交響曲 ハ長調 D944

(アンコール)
モーツァルト / 歌劇「フィガロの結婚」 K.492 より
 「恋とはどんなものかしら」 (ソプラノ 市原愛)
シューベルト / 劇音楽「ロザムンデ」 op.26, D797 より 間奏曲

※途中、随所に茂木さんのトークあり。楽しい語り口で作品の解説をうかがうことができたのもおもしろかった。前半の交響曲第1番と歌劇はどちらもシューベルトが16歳の時の作品とのこと。(なんという早熟な16歳!) オーケストラは日本フィルのコンミスの江口有香さんをはじめ、N響や都響などの在京オーケストラ、サイトウ・キネンのメンバー、元メンバーなどによって構成されていた。「悪魔の悦楽城」(悪魔の別荘)、序曲はCDも持っているので聴いたことがあるけれど、アリアははじめて聴いた。市原さんがことのほかすばらしく、このオペラの全曲を聴いてみたいと思ったのだけれど…。茂木さん曰く、この歌劇の録音、序曲の古い録音がいくつかあるくらいで、それ以外の曲の録音がないとのこと。帰宅後、自分でもネットで検索してみたが、やはり序曲のほかはhyperionからアリアが1曲収録されたCDが出ている程度だった。全曲聴いてみたいなあ!

2週続けてグレイトが聴けて幸せだったのだー ヾ(・◇・)ノ"