8/30にワルシャワで行われたブリュッヘン指揮18世紀オーケストラの演奏会(共演:ベズイデンホウト、アヴデーエワ)について、現地の会場で聴いた知人や、放送で聴いた友人との間で話題になったので(私はラジオの生放送をネットで聴きました)、当日のプログラムにあったショパンのフーガについて調べてみた。
(なお、この18世紀オーケストラの演奏会では、ショパンのフーガは Wim Ten Have編曲による弦楽合奏版が演奏されました。)
ショパン/フーガ イ短調
Ashkenazy plays Chopin Fugue in A minor, Op.posth.P3 No.2
楽譜DL: IMSLP
Fugue in A minor, B.144 (Chopin, Frédéric)
CHOPIN ARCHIVE
Without opus numbers; Fugue in A minor B. 144; 3 Fugues KK. VIIa/2
ピティナ・ピアノ曲事典
ショパン : フーガ イ短調
Chopin, Frederic : Fugue a-Moll KK.IVc/2
ショパンにはカノン作品も。
Fryderyk Chopin - canon f-moll (FRAGMENT)
こういうのを聴いていると、エル=バシャがバッハとショパンを交互に弾きまくった2010年のLFJのリサイタルのことを思い出す。
ちなみに^^
Clara Schumann - (Fugue) Praeludium und Fugue in g, Opus 16, Nr. 1 played by Erica A. Mundy
当然これも。
Alistair Reid plays Schumann's Fugue No. 2 on BACH, Westminster Abbey
シューマン夫妻はドレスデン移住後の1845年にペダルフリューゲル(ペダルピアノ、足鍵盤付ピアノ)を購入しバッハ研究をしていたそうです。ロベルトにはペダルフリューゲルのための曲が2曲(op.56, op.58)ありますがオルガンで演奏してもよいとされています。
(このペダルフリューゲルのための2曲とは別に、オルガン曲も1曲あります。「BACHの名による6つのフーガ op.60」 ↑上のYouTubeの動画)
「足鍵盤付ピアノ」といっても「なんのこっちゃ?」なのですが、現代でも作っているメーカーがあるそうで、YouTubeにこんな動画も。
せっかくなのでリストのフーガも。
Franz Liszt: Präludium und Fuge über den Namen BACH, Szilárd KOVÁCS (Organ)
※ショパンのフーガについてはこちらのブログで詳しく紹介されています^^