CDを売った話(お試し篇)

Spotifyが日本に上陸して以来、ずっと利用しているが、新譜はこれでだいたい聴けるし、聴けないものは聴かないでもいいかと思えるようになり、CDをあまり買わなくなった。(たまには買うけれども)

手元にあるCDも、配信サービスで聴けるものが多いし、何年もかけてこつこつとリッピングしてきたので、すべてではないとしても、CDとして持っていなくても困らないアルバムも多い。

増えすぎたCDがいろいろ困った事態を引き起こしている。長年困っている。そろそろ潮時かとも思う。シューマンやシューベルト、ピアノ関係のCD以外の多くを処分することにした。

手元のCDは、

1) 外観の写真撮影(購入記録、ダブリ買い防止)
2) リッピング
3) ライナー類をスキャンしてPDF化

これをセットで行っているので、これが済んでいて、「このアルバムはCDの現物を持っていなくてもいいかな」と自分の基準で判断したものを売却する、という方針にした。

なんだかんだと作業時間が取れず、仕分け作業もほとんど進んでいないし、仕分けた分の処分も先延ばしになってしまっているが、少し気合いを入れて片付けないと何も減らないし、作業手順の確認もしたい…ということで、「お試し」として、まずクラシック以外のCDを売却してみた。(中古CDやオークションサイトではこれまで何度もCDを買ったが、自分が売却したことはない)

クラシックでないCDはたいして数がなかったが、それでも、その「たいして数がないはずのCD」が場所をふさいでいた。そのCDの代わりに棚からはみ出ているBOXセットを置いたら少しは片付くのではと思ったのである。(実際、少し片付いた。少しだけ)

以下はツイッターから。記録として転載しておく。

クラシックでない音楽ジャンルのCDは手元にほとんどなくて、せいぜい40枚程度だが、今ではほぼ聴かないそれらのCDの保管場所ですら、維持できない状態なので処分することにした。

大昔にくり返し聴いたCDもあるので、そういうのはリッピング(+付属物のスキャン)だけして、ほとんどのものは中古店に送ろうかなと。
二束三文にしかならないだろうから合理性重視で捨てようと思ったが、今では手に入らないCDだとしたら、探している人がいるかもしれないから、とりあえず中古店に。

引っ越しの時に古いマンガを大量に送った時もそうだった。
本を送った後で、買い手側の店から確認の電話があり「ほとんどは値がつかないが、中にレアものが数冊ありました。どうしますか」と言われた。買い取り価格の確認というより、レアものを本当に手放していいのかという確認(オタク同士の会話…

レアものだろうなと思っていたが、自分はたぶんもう二度と読まないだろうし(読み返す時間がない)、読みたくて探している人の手に渡るならと伝えたら、古本マンガ専門店のオタク店員氏、「これ、本当に探している人が多いんですよ!」と喜んでいた(オタク同士の会話…

幅の狭い棚、1段だけ空いたので、変なところに積むしかなかったピアノ関係の箱ものCDをそこに収納。その棚の上部がやっとスライドさせられるようになった。まだ下の段はスライドさせられない。そのスライド部分にもCDの箱ものを詰め込んでいるから。

9/26のツイートのその後。
10月は多忙のため作業にあまり時間を割けず。
CDとケースをクリーニング、破損ケースは交換(手元に交換用ケースの在庫豊富)、以前よく聴いたなというCDはリッピング、ライナーをスキャン。売却記録メモとして簡単に撮影…をしてやっと今日、発送。

クラシックなのかそうでないのか悩んだ2点、今回売却予定だったが、直前に予定変更、クラシックのCDと一緒に次回、売却することにした。
クラシックのCDは売る売る詐欺で売ると言って整理しながら(「売るCD」用の箱によけたまま)、新しく買っているので、買い控えていても、結局、増えている。

メールを見落としていたが、昨日、査定結果のメールが届いていた(すべて非クラシックCD)。民族音楽・民俗音楽系やワールドミュージック系は値段がつかないと思っていたがお情けで全部まとめて20円(廃棄ではない)、昭和アイドルのコレクター向けCDにいい値段がついていた。

発送までに少し手間はかかったが、昔の自分が楽しんだCDで誰かがまた楽しんでくれるならうれしいな^^