山奥のミニマリストのブログを読んだ話

ツイッターのログをまとめただけ。

2022年08月26日(金)

平日は会社員だが土日は縄文人として竪穴式住居で生活をしているという人の話題をツイッターで見た。YouTubeにチャンネルがあるというからリンクをたどってYouTubeを見たら、その関連動画として、無職になったので山の中に小屋を建てて移住したという人のチャンネルがあり、そちらをたどって眺めた。

「世の中にはいろんな人がいるなあ」とつくづく感心した。山の中に小屋を建てた人は動画もおもしろかったが、ブログの小屋を建てたシリーズが文章のうまさもあっておもしろく一気に読んだ。開拓民みたいですごいな、でも自分には絶対にできない作業の連続と生活形態だなとも思った。

私は若い頃には「将来は山奥で仙人のように暮らすのだ」といつも言っていた(らしい)。何年か前、久しぶりに会った友人から「まだ仙人になりたいの?」と真顔で確認されたので「何の話?」みたいな顔をして固まってしまった。仙人話など完全に忘れていた😆

小屋を建てた人のブログを読んでいた時に思ったが、「人里離れた山奥の小屋に隠遁する」ということには幾ばくかの詩的イメージは感じられるものの、ガス水道電気が供給されていない、大容量のネット回線も来ていないところで私が暮らせるわけがないなとも思った。蚊も多そうだし(血を吸われすぎてしぬ

この小屋の人ですが、パートナーと2人で移住。移住から数年後の動画も見たが建物が増えていて、トイレ・風呂の小屋もできていた。車は2台(軽トラ含む)、元バックパッカーでかなりよい企業に就職したらしいが、退職、山に移住後は古物商(ネット通販)に。かなり頭の良い、働き者の2人という印象。

建設から数年後の小屋の中の紹介動画は、人間の生活空間の紹介より「これは猫のために作った○○です」の方が多くて、いい意味で呆れた。4匹の猫がのびのびと猫生を謳歌するための小屋を山奥に建てて、そこに下僕の人間も住まわせていただいている感じだった。

ブログによると、若い頃抱いていた海外移住の夢をあっさり捨てた理由は「猫がいるから」だった。移住用の土地購入後の小屋建設中(1か月の突貫作業で建てた)、移住地と東京のマンションの間を何度も往復した理由も「4匹の猫が心配だから」だった。もはや猫たちが人間に小屋を建てさせて移住する話😆

この小屋がある地域は別荘地なので、携帯の電波は届いているらしい。人里離れたエリアの土地を買ったつもりだったがリゾートシーズンには家の前の道は結構な交通量で人里離れたところという感じがしないとも。アマゾンは配達に来てくれるそうです(アマゾンはそこからさらに山奥の家にも配達していると。