2019年10月のコンサート (2) - クララ・シューマン 生誕200年 & ロベルト (藝大)

備忘録的インデックス。


2019年 10/10(木) 19:00/プレトーク 18:30~
東京藝術大学 奏楽堂

藝大プロジェクト2019「クラーラ・シューマン生誕200年に寄せて」

第1回 東京藝大シンフォニーオーケストラ演奏会
「神童クラーラのピアノ協奏曲」

プレトーク:小澤和子

ジョルト・ナジ(指揮)
伊藤恵(ピアノ)
東京藝大シンフォニーオーケストラ

ヨーゼフ・ヨーアヒム / ハムレット序曲 op.4
クラーラ・ヴィーク(シューマン) / ピアノ協奏曲 イ短調 op.7

(ソリストのアンコール)
メンデルスゾーン / 無言歌集 第5巻 op.62 より 第1曲 ト長調

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ヨハネス・ブラームス / 交響曲 第1番 ハ短調 op.68

前半終わって休憩中。小澤さんのレクチャーがとても興味深く、すばらしい内容。クララコンチェルトもすばらしい演奏。アンコールはロベルトかと予想していましたがクララに献呈されたメンデルスゾーンでした。これも名演。

アンコール演奏前に(例によって)伊藤恵さんのお話。
青い表紙の大きな楽譜を持参。土田英三郎さん所有のメンデルスゾーンの無言歌集の初版とのこと。
クララがたくさんの人から愛されていたことを感じて感動しました~アンコールはクララに捧げられた曲をと、その初版本から演奏。

ロベルトの名前がついた作品は演奏されなかったのに、ロベルトもあそこにいたと感じました。少女クララとパパ・ヴィーク、青年ロベルトの3人で作り上げたコンチェルト、「成立については謎が多く、3人の間の秘密」という開演前のレクチャーも興味深かったです。

表紙の青い本、そこから受けるイメージには青い花の香りがする(ような気がする
ハインリヒ・フォン・オフターディンゲン!
(この名前を言いたかっただけ

 

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