副都心線に乗ってみた(やっと)。

さて、梅雨も明けた3連休の初日、アルブレヒト@読響のオール・シューベルト(グレイト)を聴きに東京芸術劇場に出かけた。

特にこの1週間ばかりの間は頻繁に、ニュースをはじめ、いろいろなテレビ番組で熱中症対策のことが放送されていたけれど、この日の暑さもハンパではなく、日陰のないアスファルト道路の上はたいへんな暑さ。きちんと水分を摂るなど、それなりに対処していないと、簡単に熱中症でダウンしてしまいそうだった。私が出かけた時間帯は真昼、この日の東京地方の南中時刻(11:47)を少し過ぎた頃。そらー、暑いわなぁ( ̄。 ̄) 風もほとんどなく、外に出ても熱気が充満しているといった感じ。駅前のサルスベリの樹に花が咲いていた。

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せっかく池袋に出かけるのだから、まだ乗ったことのない副都心線に乗ってみたいなと思ったのだけれど、慣れていない経路であたふたして時間をくってしまって開演に遅れてもなあと思って迷ってしまった。そうでなくても、開業以来、トラブル続きで遅延が続いていることはニュースでも度々取り上げられていたし…。ということで、行きはこれまで通り、有楽町線で池袋へ。

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読響の定期会員をやめて久しいけれど、最近の読響は以前にも増してアンサンブルの精度と集中力がパワーアップして、コンサートに出かけるのがいつもとても楽しみ。アルブレヒト指揮のグレイトは以前にも聴いて、その時にその正統的で威風堂々たる音楽にとても感動したから、今回も楽しみにしていた。前半のロザムンデからの抜粋もアグレシッブな、シャープな演奏、後半のグレイトも正攻法だけれどとても洗練された現代的な演奏。オーケストラが好演。

そして帰りに副都心線に乗ってみた。これが初乗車。今頃、という感じだけれど、芸劇に行く以外に池袋に行く用事はあまりないし、その芸劇にもそんなにしょっちゅう行くわけでもないし。

プラットホームはドアつき(ホームからの転落事故が多いから、全部の駅に設置するべきだと私はずっと前から思っている!)、池袋から渋谷までは15~16分。3連休初日の土曜日の夕方はやい時間ということもあって、乗れば座れる状態で、まったりしているうちに渋谷に到着。渋谷での地下鉄の乗り換えも、テクテクと歩くのかと思ったら、思っていたほどでもなく、山手線に乗る必要なく池袋方面への足となる副都心線は、地下鉄沿線住民の私には、出かける方向さえ合えばなかなか便利な線だなーと思った次第。

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↑副都心線の駅名。このうち、私の心をそそる(?)のは雑司が谷と北参道と明治神宮前…。そうそう、沿線にある板橋の美術館で開催中の展覧会の案内を友人から送ってもらったので、都合がつけば、近いうちにまた副都心線に乗るかもしれないな^^。

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●関連リンク
副都心線 (東京メトロ)
副都心線 (Wikipedia)