・ 音楽祭/イヴェント (3) ~ フェスタ サマーミューザ
さて、次は「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI」のことを少し。このイヴェントは東京・神奈川の9つのオーケストラと地元の洗足学園や昭和音楽大学などのコンサート、子供向けのコンサートやワークショップを柱として開催されている。子供向けの企画が比較的大きな比重を占めている点、このイヴェントの1つの特徴だろう。ホールが行う地域密着型の活動としては非常にすぐれた企画だと思う。
低料金、ハーフタイム、というのはほかの同様のイヴェントと共通している。川崎駅の目の前のホールだから交通の便もよいし、夏休みのイヴェントとあって、平日の昼間の公演も用されている。
公開リハーサルやプレトークもあるので、1つのコンサートをめぐって長時間、楽しみ続けることも可能だ。昨年、私は3公演を聴いたが、その中で、下野竜也さん指揮の読響シューマン(ライン)では開演前にマエストロによる作品解説を聞く機会も持てた。マエストロ自身がこれから指揮する作品について、プロジェクターを利用してわかりやすくお話ししてくださったのだが、音楽ファンにとっては貴重で、かつ楽しい機会だったと思う。
→ フェスタ サマーミューザ KAWASAKI
→ ミューザ川崎シンフォニーホール
まとめ (6) おわり。 (7) につづく。
(追記)つづきません…書けなかった…。